銃器解説第弐拾四回 Solothurn S18-1100
さてさて
マニアック銃器が跳梁跋扈する銃器解説のこーなーだったりする。
今回の得物はソロータンS18-1100!!
スイスなのでゾロターンの方が発音は正しい気はしますね(Wikipediaはコレ)。
20mmの対戦車ライフルです。
全長は実に2100mm、2mです。
スイスで生まれた化け物ライフルですが、
小口径対地対空砲といって差し支えないと思いますよ。
マズルブレーキや駐退複座器も内臓しており、さらにはオプションとして専用の車輪もあるとか。
重量はというと54.7キログラム。そりゃ車輪欲しくもなろうて。
ということで主だった運用法は車載して主に軽装車両を破壊するのが目的なようですね。
しかし、工芸の国、スイスなだけあって、
なんとすべての部品が削りだしという恐ろしいまでのコスト度外視!!!
さらに、このS18-1100はなんと20mm弾をフルオート射撃可能であったそうなんですよっ!!!
(速度不明ごめんなさい詳細希望)
20mmFlak38対空砲と同種の弾薬(20×138mm弾)、しかも
弾倉も共有可能なため、主に独軍、伊軍に採用されたようです。
独逸採用時の名称がPzB(パンツァービュクセ)785だったようで。
ちなみに、姉妹機のS18-1000はセミオート(自動給弾?単射)仕様ですお。
次回予告!!
次の得物はアレでいきましょう。
SKS小銃。
それでは次回もお楽しみに。
Auf Wiedersehen!!!