Waffenfabrik Kashima 鹿嶋工廠総務部

総合同人サークル「鹿嶋工廠」ブログ、第三次移転予定地です。

星の屑作戦報告書


私は還ってきた。鹿嶋赦虹です。


「恋のまほうは魔理沙におまかせ!」(以下こいまり!)、
参加者の皆さんお疲れ様でした(90度礼)!

前回の日記通りid:nvsofts(以下・NV)と同行しましたが
いろいろあって報告まで二日も経ってしまいましたね。ごめんなしあ;;



いえね、超楽しかった。


俺は戦利はまだ30%くらいしか読みきっていません。
CDも開けていません。いつ開けられるんだか
あ、今回無料頒布CDとかあってマジでびびった。すごいっす


開始すぐに買った蒼空市場With魔理沙友の会の合同本がカタログより分厚いという驚異は既に実感しましたが未だ本文を読んでないんです
塾から帰ったら直ぐ読みますごめんなさい!


あと、今回Mk.82弾頭スケッチブックを実装したのですが、
1サークルさんにしか依頼できませんでした。

でも、その1サークルさんの一枚がもう悶絶すtるくらい可愛いおくうだったのでもう彩光乱舞でした本当にありがとうございます!!!!!!

直筆っていいよね。
今見ても嬉しさのあまり手が翼端フラッター起こして折れそうです。



ちなみに俺の残弾は開始1時間で悲鳴を上げ、
11時半にはほぼ切れました。

残弾切れてからはコスプレ広場とDDR会場を見学してました。
魔理沙の箒に始まり、ナズのダウジングロッドとか星(しょう)の鉾とかぬえの羽と槍とか魅魔様のハーケン、咲夜さんの銀ナイフ等、コミケでは出来ない装備が見れて楽しかったです。ええ。
宝塔もありました。
俺がついたときにはトリプル星というすばらしい光景だったのを覚えています

ロッド、尻尾の先の子ネズミ、ペンデュラムと高難易度さの全てが完璧なナズーりんと白蓮のエア巻物とかすげー品物もたくさん。
あのエア巻物はどうやって作ってるんだろう。展開収納もスムーズだったし。

かわいいコスが沢山見れて俺は途中二次元を喪失しかけた位でした。

ああなんて美しいんだろうコスプレ会場って。


DDRは自分は自信が全くないので見学だけしてましたが、あの曲を選んだときの会場のユニゾンっぷりが楽しかったですねww
えーりんえーりん


アフターイベントにも参加しました。ゴリサとガチュリー最高ですwww
抽選会で殲滅戦を味わいジャンケン大会も敗北、

残り三十分のところで抜け出してしまいました(紅のひろばのポスターが競りだされたのを最後に見た)

あ、でも最初の抽選会では同士NVがちゃっかり魔理沙色紙をGETしてました
はいラッキーですねぇいいなぁNV。いいなぁその運だけでも分けてくれよ俺に。

アフターを途中で抜け出したのは、NVがグラボと電源装置を買うためにアキバに行くためでした。
id:Iris-Testarossa、待たせちゃってごめんねマジで。






あ、俺の弾薬を膨大に消費したものの一つ。
まんだらけ霊夢魔理沙フィギュア!


当初は「企業なんかに使う金ねーよ・・・」と思っていたのですが、
特典の缶バッジと現物展示に負けました。やっぱ俺は立体モノに弱い。
因みに自分はジェイムズさんのほうの缶バッジを選びましたよ。


首が動きます。霊夢は腰もちょっと動きます。
PVC製です。
台座は、それぞれ陰陽玉(紅)と八卦炉(黄)を模したクリアABS製。

オプションはそれぞれ、霊夢は大幣、魔理沙は帽子と箒です
箒は結構キツかったですが手のジョイントの周囲をデザインナイフで軽ーくなぞったらラクに入りました。保持力も可可です

あと、二人ともそれぞれ御札とミニ八卦炉を固定装備しております


すこしネタバレですが、魔理沙はドロワですが霊夢はぱんつです。
その点についてid:[検閲により削除]tsが興奮しておりましたとさ。めでたし


隣に巷で話題のだんまくけしごむ「紅魔館編」がありましたので(200円)
一回やりましたら大沖チルノさんがあたいました。\すげぇ/
上は比較用のアリスさん(パルテノンプロダクション)とか。

自分はキン消し世代でないので細部は解りかねますが成型色からしキン消しをオマージュしているのは理解できます


また、だんまくけしごむのパーツは本体にランナーで一体成型されておりまして、
ニッパーとデザインナイフで丁寧にゲート処理するのが望ましいですね。


・・・あ、折角なのでここでゲート処理の解説をこの大沖チルノでやりましょうかw
いいこと考えた。このブログにしては珍しい、ためになることww


鹿嶋式ゲート処理のすすめ

お題:だんまくけしごむ「紅魔館編」チルノ

1.用意するもの

・ニッパー(電工用でもいいがプラ用の刃がなるべく薄いものが望ましい。サビは取る事)
・デザインナイフ
・カッターマット

ニッパーとデザインナイフが家にない方は小ぶりなハサミ*1とカッターナイフでOKです

カッター系は作業前に必ず刃を交換し(カッターなら折って繰り出し)、
「最高の切れ味になった!」状態にしてください。


以下、怪我に注意して安全第一で作業を進めてください。


2.まず落ち着いてランナーを確認しましょう。

乗算レイヤーで青く着色した部分が必要なパーツ、チルノのリボンに当たります。
緑に着色した部分がランナー、いわゆる湯口です。

この部分は、硬化する前の樹脂が金型に流れ込む時に樹脂が流れるところです。
型によって作られる樹脂成型品のほとんどにはこれが存在します。

3.ゲートごと切ります。

ゲートというのは、ランナーの内、パーツに引っ付いている最も近い余剰です。
当たり前にパーツとの境界から切ると、パーツ自体を傷付けてしまったりしますし、パーツを引きちぎるとパーツが抉れてしまい大きな凹みができてしまいます(日常用の樹脂製品は意図的に引きちぎって凹みを作っている場合が多い。なぜなら工場で適当に切ってゲートを残すと消費者がケガをする可能性が生まれるため。)

ただし、今回は美観重視の造形物のため、ゲートをキレイに取り除く必要があります。

このように、パーツにゲートを残して切り離します。大振りに残してかまいません。


爪切りの場合は真ん中ではなく、カバーを外して刃の淵で切るといい感じです。
コツは、ランナー側にニッパーの刃を近づけて切ることですかね。

どの工具も、刃で指を切らないように細心の注意を図ってください!


4.ゲートを切り離します

ここが一番重要でちょっと難しいです
自分はデザインナイフを使用しますがカッター等の扱いに慣れていない方は引き続きニッパーか爪切りでやっても大丈夫です。
パーツをしっかりと持ち、パーツの面に沿うような角度でゲートに刃を当てて切ります。パーツの地肌を削らないようにしましょう。
ゲートの出っ張りをスライスする感じですかね。

引き続き、怪我をしないように十分注意して作業を行ってください。

最高の状態のデザインナイフだと本当に力がいりません。
一発で切ろうとせず、様子を見ながら数回に分けてゆっくり切りましょう。

5.こうなります。


写真の影響でどこにあるか分かりませんが結構わからなくなります。

6.羽、台座も同じように成型します。

羽は難関ですね。パーツ自体が薄いんで。
今回、台座はハサミとカッターナイフで成型してみましたが問題ありません。
言っておいて難ですが、ハサミではちと力不足な点は否めませんな。

7.ちなみに

プラモの場合は、この後ヤスリをかけるとマジで目立たなくなります。
800番→1000番
のコンボが作業時間的にお勧めです。
塗装すれば完全に解らなくなります。

クリアパーツ等には1000番のあと2000番くらいのヤスリか同じ目のコンパウンドで磨くと超綺麗です。
基本的にクリアパーツ以外にこの処理を行う必要はありませんが通常のパーツにやってもいいです。
ヤスリがけに技術は要りません。愛情と根気です。

・・・ですが、今回のような柔らかいパーツにはヤスリがけはいらないので割愛します。


8.パーツを組み立てます。


9.↓↓



いやぁ。にしても成型が見事ですね。
大沖さんの絵をここまで見事にかわいく立体化する原型師様が妬ましいです。
販売元がまんだらけですから、以前販売されたちるのフィギュアと同じ方でしょうか・・・?

パーティングライン(左右の金型の境界に発生するバリのこと)処理も同時に解説しようと思いましたがほぼ気にならないので素晴らしいです。


自分は持ってませんが、パチェの本や魔理沙八卦炉など直線的な部分は比較的作業が楽ですし、見栄えがUPしますので、以上の工作は超お勧めです。

モールドもはっきりしていて良い。塗装したくなっちゃいます。素材的に塗料乗らないと思うけど。


レジン複製したら・・・とか考えた俺はアレだと思う。

*1:今回は材質が塩ビなのでハサミで結構ですが、プラモを作る場合など相手がプラの場合は、ハサミでは切れないのでキレイな爪切りを使ってください